はい。こんにちは。相続、戸籍等々にどんどん詳しくなっていくももんがです。
成りたくて成ってるわけじゃねぇよ!!いや、まぢで!!!
今回の案件は、嫁さんの実家です。
先日亡くなった父とは全く無関係。
嫁さんの実家は結構田舎の方にありまして、
畑やら山やらあるよ~けど、山はどっからどこまでとかよう分からんよ~~~
以前から、こんな感じだったわけですよ。
で、おいらが不動産投資を始めて、相続登記義務化のニュースとかが目に入る。
「あれ?うちのじいちゃんちとか、嫁さんの実家とか大丈夫か??」と気になって、どっちもの親に聞く。
うちの親:どっちも近くに居る長男・長女が引き取るってサインもしたから大丈夫だよ。
嫁さんの親:この離れは、じいちゃん(故人、没後18年)のままやっどねぇ。
隣町のばあちゃんち(故人、没後6年)も、まだなんもしてないねぇ
だめだこいつら。。。orz
このまま放置すると、罰金(過料)とか、崩れて人に怪我させたりだとか、孫・ひ孫世代になったら、もっと大変だよ!!って資料を作ってプレゼン。
とりあえず、この実家だけでも誰のものになってるのかちゃんと調べて!!って嫁さんの親のケツを引っ叩きまくり!
相続関係の戸籍謄本やら名寄帳(故人の不動産一覧表)って、直系子孫や、相続人やその同居家族じゃないと取れなかったりするから、おいらじゃなにも取れません。
そこそこ前にあった衝撃発表。
じいちゃん名義の不動産:離れだけだと思っていた。
⇓ 新事実 ⇓
実はひいじいちゃん名義:実家全て!!
。。。。オワタorz
じいちゃん名義なら、嫁さんの親の兄弟を全部まとめるだけだから、ちょいめんどいけどラクショーだったんですよ。
おいらだって、全員の顔と住んでる場所分かるわ。
それがひいじいちゃんだと、嫁さんの親の父方の叔父・叔母・従兄弟ってなるんですよ!!
大変さが倍どころではない!!
しかし、絶望するのはまだ早い!!
日本には、戦前家督制度というものが存在したのですよ!!
ざっと言えば、昭和22年までにひいじいちゃんが、死んでいれば、ひいじいちゃんからの相続権は、長男のみ!って事です。
つまり、最高のシチュエーションは、
ひいじいちゃん:昭和22年以前に死亡
じいちゃん:長男
です。
これなら、じいちゃん名義とほぼ同じです。
家督相続によって、ひいじいちゃんの物は、じいちゃんの物!!ですから♪
※相続に関する法律は、被相続人(財産を残した人、今回の場合ひいじいちゃん)が亡くなった日の法律が適用されます。
そんな訳で、嫁さんのおかんへの
ミッション1:じいちゃん・ひいじいちゃんの戸籍謄本&名寄帳をゲットせよ!!
はい。名寄帳は忘れたらしく、とりあえず戸籍謄本だけゲットです!!
ひいじいちゃん早死にであれ!!と、なんか不謹慎かもしれませんが、もう死後70年ぐらいたっている人の早死にとか、長生きとかまぁ。。。ねぇ?
結果がこちら。
ひいじいちゃん:没昭和25年
じいちゃん:次男
一気に無理ゲーに発展しました。。。orz
ちなみに長男さんは、5歳ぐらいで亡くなったようなので、じいちゃんは実質長男でした。
けど、没昭和25年、法の下の平等なので、長男も次男も関係ありません!!
明治・大正の手書きの古文書のような戸籍を読み解いていくと、
じいちゃんは、7人兄弟で、うち2人は幼くして亡くなってしまい、一次相続人は、5名である事が判明しました。
次の嫁さんのおかんへのミッションは、
ミッション2:名寄帳をゲットせよ!(2回も言わすな)&この一次相続人らと連絡とれるかガンバレ!!
です!!
ちなみに、これを司法書士さんとかに丸投げすると、ざっと100万ぐらいかかりますよね~~って言われたそうです♪
だから、ある意味無関係な娘婿のおいらが頑張っております!!